小児矯正は何歳から?「早すぎ・遅すぎ」を避ける判断ポイント|大蔵歯科医院|多摩市馬引沢|永山駅近くの歯医者・歯科医院

〒206-0023 東京都多摩市馬引沢2-14-17
042-371-8418
初診WEB予約
再診の方はお電話でお願いします
ヘッダー画像

小児矯正は何歳から?「早すぎ・遅すぎ」を避ける判断ポイント

小児矯正は何歳から?「早すぎ・遅すぎ」を避ける判断ポイント|大蔵歯科医院|多摩市馬引沢|永山駅近くの歯医者・歯科医院

子どもの歯並び、いつから始めるべき?“早すぎ・遅すぎ”の境界線

「うちの子、歯並び大丈夫かな?」「矯正っていつから始めればいいの?」そんなお悩み、ありませんか?

最近は、矯正治療に対する関心が高まり、小学生のうちから歯並びについて相談される親御さんが増えています。
一方で、「早く始めすぎてもよくないのでは?」「様子を見てたら手遅れになるかも…」と、タイミングに悩む方も少なくありません。

実際、当院でも「小1ですが、もう矯正した方がいいですか?」というご相談から、
「もう中学生ですが、間に合いますか?」という声まで、幅広くいただきます。

子どもの歯並びは「早く始めればいい」というものでも、「自然に任せて様子を見ればいい」というものでもありません
最適なタイミングは、お子さん一人ひとりの成長スピードやお口の状態によって異なります。

今回は、“早すぎ”と“遅すぎ”の違いを分かりやすく解説しながら、
どんなサインを目安に矯正相談を始めればよいのか、具体的にご紹介します。

子どもの歯並びは「見た目」だけの問題ではありません

歯並びが悪いと見た目が気になる、というのはもちろんですが、
それだけでなく、以下のような機能的・健康面での問題が起こりやすくなります。

  • よく噛めない
  • 発音が不明瞭になる
  • 口呼吸の習慣がつきやすい
  • むし歯や歯周病のリスクが上がる
  • 顎の発育がアンバランスになる

特に「口呼吸」は、歯並びだけでなく姿勢や免疫力にも関わる重要な問題です。
そのため、単なる“見た目の矯正”ではなく、成長と発育をトータルに考えた矯正治療が求められます。

“早すぎ”のリスク|何でも始めればいいというわけではない

子どもの矯正は、乳歯がすべて残っている段階では、
まだ顎の成長や歯の交換が進んでいないため、治療のタイミングとしては「早すぎる」ことがあります

この段階で始めても、再治療が必要になる可能性が高く、
かえって治療期間が長引いたり、負担が大きくなることも。

「5歳だから」「早い方がいいと聞いたから」という理由で自己判断せず、
まずはお口の状態を診たうえで、“経過観察”という選択肢も含めて相談することが大切です。

“遅すぎ”のリスク|中学生からでは間に合わないことも?

一方で、「大きくなってから矯正すればいいや」と後回しにしていると、
顎の骨の成長が終わってしまい、骨格的な問題へのアプローチが難しくなるケースもあります。

また、成長に伴い歯並びがどんどん悪化してしまった場合、
抜歯が必要になる、ワイヤー矯正の期間が延びるなど、治療の選択肢が限られてしまうことも。

タイミングを逃さないためには、「小学校低学年〜中学年のうちに一度診てもらう」というのが理想的です。

いつ始める?矯正開始の判断ポイント

「この時期から始めましょう」と一律に言うことはできませんが、
以下のようなサインがある場合は、一度矯正相談をおすすめします。

  • 前歯が大きくデコボコに並んでいる
  • 出っ歯・受け口の傾向がある
  • 口がいつも開いていて、口呼吸している
  • 顎の位置が左右にずれている
  • 指しゃぶり・舌のクセが続いている

当院では、お子さんの年齢や成長に合わせて、
すぐに治療を始めるべきか、今は様子を見るべきかを正確に判断しています。

よくあるご質問|親御さんの疑問にお答えします

Q1:まだ乳歯ばかりでも、矯正相談はしてもいいの?

はい、もちろん大丈夫です。
乳歯しか生えていない段階では「経過観察」になることも多いですが、
早いうちに顎の成長やお口のクセ(舌の動き・呼吸の仕方など)をチェックしておくことで、
将来的に必要な治療の見通しが立てやすくなります

Q2:痛みや違和感が心配です。子どもが嫌がりませんか?

最近の小児矯正は、取り外しができる装置や柔らかい素材のマウスピースなど、子どもに優しい治療法が主流です。
装着してすぐは多少の違和感があることもありますが、ほとんどのお子さんが数日で慣れていきます。

Q3:費用が気になります。保険は効きますか?

小児矯正は基本的に自由診療(自費治療)になりますが、症状によっては医療費控除の対象となる場合もあります。
当院では、治療内容と費用の見通しを事前にしっかりご説明し、ご家庭のご希望に応じて無理のない治療計画をご提案します。

自費治療の料金表を見る

当院の小児矯正の特徴|お子さまに寄り添った治療を提供します

当院では、単に歯を並べるのではなく、「正しい成長を促す矯正」を重視しています。
特に、以下のような観点を大切にしています。

  • 顎の成長とバランスを見ながらの治療
  • 呼吸・姿勢・舌の使い方の改善(MFT:口腔筋機能療法
  • 取り外し式の装置を使った、やさしい矯正
  • 保護者の方への丁寧な説明と、通院時のサポート体制

お子さんの治療には、治療の技術だけでなく信頼関係と安心感もとても大切です。
当院では、歯医者が苦手なお子さんにも安心して通っていただけるよう、スタッフ一同やさしく丁寧な対応を心がけています。

小児矯正について詳しく見る

こどもの歯並びの症例を見る

まとめ|“早すぎ”でも“遅すぎ”でもない、ちょうどいいタイミングでのご相談を

子どもの矯正治療は、タイミングを逃さないことがとても重要です。
「気になってからでは遅かった…」という後悔を避けるためにも、
「ちょっと気になるな」と感じたら、まずは一度ご相談ください。

大切なのは、「すぐに治療を始めること」ではなく、「今、どんな状態なのかを知ること」です。
そのうえで、お子さんの成長に合わせたベストなタイミングをご提案いたします。

歯並びのことでお悩みの方、まずはお気軽に当院までご相談ください。
お子さまとご家族の未来のために、今できる一歩を一緒に踏み出しましょう。