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「抜歯したらすぐインプラントできるんですか?」
患者さんからよく聞かれる質問です。
実は抜歯後のインプラント治療には、適切なタイミングがあります。
期間を間違えると、治療期間が長引いたり、追加費用がかかったりすることも。
当院では予防歯科を大切にしながら、インプラント治療が必要になった患者さんには最適なタイミングをご提案しています。
副院長として、今日は抜歯後のインプラントについて詳しくお話しします。
抜歯後のインプラント、なぜタイミングが重要なのか
抜歯をした後、多くの方が「できるだけ早く歯を入れたい」と考えます。
見た目の問題もありますし、噛めない不便さもありますよね。
でも、焦りは禁物です。
抜歯した部分の骨は、時間をかけて回復していきます。
この回復過程を無視してインプラントを入れようとすると、失敗のリスクが高まるのです。
すぐにインプラントができるケースとできないケース
実は、抜歯と同時にインプラントを埋入できる「即時埋入」という方法があります。
ただし、これができるのは条件が整っている場合だけ。
抜歯した部分の骨がしっかりしていること、感染がないこと、周囲の歯ぐきが健康であることなどが必要です。
一方で、歯周病が進行していた歯や、根の先に膿が溜まっていた歯を抜いた場合は、すぐにインプラントを入れることはできません。
期間を間違えると起こる3つの問題
1つ目は、インプラントが骨に定着しないリスクです。
骨が十分に回復していない状態でインプラントを入れると、固定力が弱く、脱落してしまう可能性があります。
2つ目は、追加の骨造成が必要になることです。
抜歯後、時間が経ちすぎると骨が痩せてしまいます。
そうなると、骨を作る手術(骨造成)が必要になり、治療期間も費用も増えてしまいます。
当院では高水準のCTを使って骨の状態を正確に診断し、最適なタイミングをご提案しています。
3つ目は、見た目の問題です。
前歯など目立つ部分では、歯ぐきの形も重要になります。
適切なタイミングでインプラント治療を行わないと、歯ぐきが下がって見た目が悪くなることもあるんです。
一般的な抜歯後の待機期間
多くの場合、抜歯後は2〜3ヶ月程度待ってからインプラント手術を行います。
これは、骨がある程度回復するのに必要な期間です。
「そんなに待たないといけないの?」と思われるかもしれません。
でも、この期間をきちんと確保することで、インプラントの成功率が大きく上がるのです。
状態によっては、4〜6ヶ月待つこともあります。
特に歯周病が進行していた場合や、骨の状態が良くない場合は、しっかりと回復を待つことが大切です。
当院のインプラント治療の特徴
当院では、昭和大学歯学部インプラント科の助教授と連携して治療を行っています。
大学病院レベルのCTを用いて、骨の状態を三次元的に把握します。
これにより、患者さん一人ひとりに最適な治療タイミングを見極めることができるんです。
「痛そうで怖い」という声もよく聞きます。
でも、適切な麻酔と丁寧な処置で、痛みを最小限に抑えることができます。
実際、治療を受けた患者さんからは「思ったより楽だった」という感想をいただくことが多いです。
抜歯即時インプラントのメリットとリスク
即時インプラントには、治療期間を短縮できるというメリットがあります。
通常なら抜歯後2〜3ヶ月待ってからインプラント手術をしますが、即時埋入なら1回の手術で済みます。
手術回数が減れば、患者さんの負担も軽くなりますよね。
ただし、すべての方に適用できるわけではありません。
骨の状態、感染の有無、全身の健康状態などを総合的に判断する必要があります。
副院長としては、長期的な成功を最優先に考えて、無理に即時埋入を勧めることはしません。
費用と保険について知っておきたいこと
インプラント治療は基本的に自費診療です。
当院では自費治療についてはクレジットカード決済も可能です。
抜歯後の待機期間中に仮歯が必要な場合、その費用も含めてトータルでご説明します。
「入れ歯じゃダメなの?」と考える方もいらっしゃいます。
実は当院では高水準の入れ歯治療も行っており、保険適用のものもご用意しています。
患者さんのご希望や予算に応じて、最適な選択肢をご提案しますのでご安心ください。
通院回数と治療の流れ
抜歯後にインプラントを入れる場合、一般的な流れはこうです。
まず抜歯を行い、2〜3ヶ月待ちます。
この間に定期的に状態を確認します。
骨の回復を確認したら、インプラント埋入手術を行います。
その後、インプラントが骨に定着するまで、さらに2〜4ヶ月待ちます。
最後に上部構造(被せ物)を装着して完成です。
トータルで半年から1年程度かかることが多いですね。
「長いな」と感じるかもしれません。
でも、この期間をしっかり確保することが、10年、20年と長持ちするインプラントにつながるのです。
当院は馬引沢通り沿いで駐車場も8台完備していますので、車での通院にも便利ですよ。
患者さんからよくある質問
Q. 抜歯後の痛みや腫れが心配です
A. 抜歯後は2〜3日程度、痛みや腫れが出ることがあります。
処方する痛み止めでコントロールできる範囲です。
その後は徐々に落ち着いていきますのでご安心ください。
気になることがあれば、いつでもお電話でご相談いただけます。
Q. 抜歯後、いつまで様子を見ればいいですか?
A. 一般的には2〜3ヶ月ですが、個人差があります。
当院では大学病院レベルのCTで骨の回復状態を確認しながら、最適なタイミングを判断します。
焦らず、しっかり治すことが大切です。
Q. 他の歯も悪くならないか心配です
A. おっしゃる通り、予防が何より大切です。
当院は「か強診」の認可を受けており、予防歯科に力を入れています。
インプラント治療と並行して、他の歯の健康も守るサポートをさせていただきます。
抜歯後のインプラント、成功のカギは「適切な待機期間」
抜歯後すぐにインプラントができるかどうかは、お口の状態によります。
焦って無理に進めると、失敗のリスクが高まります。
逆に待ちすぎると、骨が痩せて治療が複雑になることも。
だからこそ、経験豊富な歯科医師による正確な診断が必要なのです。
当院では昭和大学歯学部インプラント科助教授と連携し、安全で確実な治療を提供しています。
「自分の場合はどうなんだろう?」
そう思われたら、まずは検査にいらしてください。
CTで骨の状態を確認し、あなたに最適な治療計画をご提案します。
インプラントは一生もののパートナーです。
だからこそ、焦らず、じっくり、最善の方法を選びましょう。
お気軽にご相談ください。

