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「最近、固いものが噛みにくくなった」「昔はもっと美味しく食事ができたのに」──そんなふうに感じたことはありませんか?
歯を1本でも失うと、噛む力が落ち、食事の楽しみが減るだけでなく、周囲の歯や全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
「1本くらいなら大丈夫」と思ってそのままにしてしまう方も少なくありません。しかし、放置することでさらに歯を失うリスクが高まり、将来的に食生活や見た目に大きな影響が出ることも。
けれど、ご安心ください。現代の歯科医療では、失った歯を補うためのさまざまな治療法が用意されています。
この記事では、代表的な3つの治療法──ブリッジ、入れ歯、インプラント──について、それぞれの特徴やメリット・デメリット、費用や治療期間の目安などをわかりやすくご紹介します。
あなたにとって最適な治療法を選ぶためのヒントにしていただければ幸いです。
ブリッジ治療:両隣の歯を活かして補う方法
ブリッジは、失った歯の両隣にある健康な歯を支えにして、橋をかけるように人工の歯を装着する治療法です。
メリット
- 固定式のため違和感が少なく、見た目も自然
- 比較的短期間(2~3週間程度)で治療が完了
- 保険適用の素材もあり、費用を抑えやすい
デメリット
- 両隣の健康な歯を削る必要がある
- 支えの歯に負担がかかり、将来的に影響が出ることも
周囲の歯がしっかりしている場合には、有力な選択肢です。
入れ歯(義歯):取り外し可能な補綴方法
入れ歯は、取り外しが可能な人工の歯で、部分入れ歯や総入れ歯があります。
メリット
- 他の歯を大きく削らずに済む
- 保険適用で費用を抑えられる
- 比較的短期間で装着可能
デメリット
- 違和感があり、慣れるまで時間がかかることも
- 噛む力がやや劣る
- こまめな調整や清掃が必要
費用を抑えたい方、外科的処置に抵抗がある方におすすめです。
インプラント治療:自分の歯のような噛み心地を再現
インプラントは、人工の歯根を顎の骨に埋め込んで、その上に人工の歯を装着する治療法です。
メリット
- 天然歯に近い噛み心地と見た目
- 周囲の歯に負担をかけない
- 長期間の使用が可能
デメリット
- 外科手術が必要
- 保険適用外で費用が高額(1本40万円前後)
- 治療期間が数ヶ月に及ぶことも
審美性と機能性を重視する方、しっかり噛みたい方に適しています。
治療選択は慎重に、まずはご相談から
失った歯をどう補うかは、お口の状態やご希望、ご予算などに応じて慎重に選ぶ必要があります。
当院では、しっかりとした診査・診断を行い、患者さまに合った治療方法を丁寧にご提案しています。
「どの治療が良いかわからない」「まずは相談だけしたい」という方も、ぜひお気軽にご来院ください。
大蔵歯科医院では、皆さまが「噛める喜び」をもう一度実感できるよう、全力でサポートいたします。
まずは定期検診から始めてみませんか?
未来の健康と笑顔のために、今から一歩踏み出してみましょう。