高齢でもできる?インプラントとブリッジをわかりやすく解説|大蔵歯科医院|多摩市馬引沢|永山駅近くの歯医者・歯科医院

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高齢でもできる?インプラントとブリッジをわかりやすく解説

高齢でもできる?インプラントとブリッジをわかりやすく解説|大蔵歯科医院|多摩市馬引沢|永山駅近くの歯医者・歯科医院

インプラントとブリッジどっちがいい?費用・寿命・見た目で比較

「歯を1本失ったとき、インプラントとブリッジ、どっちを選べばいいの?」

こんなお悩みをお持ちの方は少なくありません。
むし歯や歯周病、事故などで歯を失った場合、治療方法として主に「ブリッジ」と「インプラント」があります。
どちらも“失った歯を補う”治療法ですが、その仕組みや費用、寿命、見た目の自然さには大きな違いがあります。

当院にも、次のようなご相談がよく寄せられます。

  • 奥歯を2本抜いたままにしている
  • ブリッジがダメになったから、今度はインプラントにしたい
  • 高齢だけど、インプラントって大丈夫ですか?

歯を失ったとき、どんな治療法を選ぶかは、これからの人生の“咬む力”や“見た目の自信”にも関わる大切な選択です。
この記事では、インプラントとブリッジそれぞれのメリット・デメリットを比較しながら、どんな人にどの治療法が向いているのか、わかりやすく解説していきます。

そもそも「ブリッジ」と「インプラント」はどう違う?

ブリッジとは

失った歯の両隣の歯を削って土台とし、橋をかけるように人工歯をかぶせる方法です。
健康な歯があれば比較的短期間で治療できますが、両隣の健康な歯を削る必要があり、将来的なリスクも考慮が必要です。

インプラントとは

顎の骨に人工歯根(チタン製のスクリュー)を埋め込み、その上に人工の歯を装着する方法です。
他の歯を削ることなく、まるで自分の歯のような咬み心地が得られるのが特徴ですが、手術と治癒期間が必要です。

費用面の比較|保険と自費で大きく違う

ブリッジ:保険が適用される場合が多く、費用は比較的安価です(3割負担で数千円〜数万円程度)。
ただし、素材によっては自費となるケースもあります。

インプラント:基本的に自費診療となり、1本あたり30〜50万円前後が相場です。
当院では、CT撮影と精密な診断の上、大学病院レベルのインプラント治療をご提供しています。

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寿命の比較|メンテナンス次第で大きく変わる

ブリッジ:平均寿命は7〜10年程度とされており、土台の歯に負担がかかるため、そこがダメになると再治療が必要になります。

インプラント:正しくメンテナンスすれば10年〜20年以上使用できることも多く、長期的な安定性が高いといわれています。

ただし、インプラントも「インプラント周囲炎」という歯周病のような病気にかかるリスクがあるため、予防歯科による定期的なメンテナンスが重要です。

見た目や違和感の少なさは?自然な仕上がりを求めるならインプラントに軍配

インプラントは人工歯根を直接骨に埋め込むため、歯ぐきとの境目が自然で、隣の歯との色や形も合わせやすく、パッと見ただけでは人工歯とわからないことがほとんどです。

一方ブリッジは、保険診療では銀歯になることが多く、金属の見た目が気になるという声も。前歯など目立つ部分では、自費でセラミック素材にすることで見た目は改善できますが、費用は上がります。

また、装着感にも差があります。インプラントはあごの骨に固定されているためグラつきが少なく、まるで自分の歯のような感覚が得られる点が特徴です。

ケアのしやすさ|ブリッジは清掃がやや難しい?

ブリッジの場合、人工歯の下に歯ぐきとの隙間ができやすく、歯間ブラシや専用のフロス(スーパーフロス)での清掃が必要になります。

インプラントは、丁寧な管理が必須です。特に「インプラント周囲炎」は、気づきにくいまま進行することがあり、天然歯よりも深刻な結果になることも。

どんな人に向いている?インプラントとブリッジの選び方

インプラントが向いている方

  • 周囲の歯を削りたくない
  • 長く使える治療を選びたい
  • 見た目や噛み心地にこだわりたい
  • 全身の健康状態が良好で手術に支障がない

ブリッジが向いている方

  • 保険内での治療を希望している
  • インプラント手術に抵抗がある
  • 短期間で治療を完了したい
  • 周囲の歯の状態が良く、支えとして活用できる

よくある質問

Q1:高齢ですが、インプラントは可能ですか?

年齢だけでインプラントをあきらめる必要はありません。重要なのは全身の健康状態と顎の骨の状態です。

Q2:インプラントがダメだった場合、ブリッジに変更できますか?

はい、骨の状態や他の歯の状況によってはブリッジに変更することも可能です。

Q3:インプラントはメンテナンスを怠るとどうなりますか?

インプラント周囲炎という病気が進行し、インプラントが脱落してしまうこともあります。

まとめ|長く使う歯だからこそ、納得できる治療選択を

インプラントとブリッジ、どちらにもメリットと注意点があります。

見た目や機能性、将来のメンテナンス性を重視するならインプラントが有力ですし、費用や治療期間を抑えたい方にはブリッジも現実的な選択です。

当院では、大学病院レベルのインプラント治療から、保険対応のブリッジまで、一人ひとりに最適なご提案を心がけています。

歯を失ってお困りの方、「将来のために今知っておきたい」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。
しっかり噛める幸せを、これからも一緒に支えていきましょう。